まずは、簡単に自己紹介すると
俺自身は、都会の生活に疲れ果てて仕事も家庭も放り投げて旅に出たしょーもないおっさんで
この街には移住者(Iターン)として生活を始めました。
本州〜四国〜九州〜沖縄など、仕事も含めてあちこち飛び回る人生だった。
どこもかしこも日本はいいとこばっかり
転勤族の家に生まれ育ったので、親元に居る間は転校生という属性だった。
幼馴染と言える友人は居ません。
そんな生活をしてきた自分も、北海道は札幌くらいしか知らなくて、北海道もグルッと知りたいな〜と思い 7年前この北の大地に降り立ちました。
北海道旅の日々はざっくり端折るけど、ある日 稚内に到着して
「なにこれ思ってたんとちゃうやん」ってなりました。
正直、もっとさびれた 寒々とした灰色の街だと思ってた。
なんじゃこりゃスゲー防波堤やな〜ってなったり
めっちゃ空 青いやん!ってなったり
うお〜利尻でっけ〜!海青い〜!
緑もたくさん〜!景色ひろびろ〜!
市街地も生活になんの支障もない都会だった。
仕事も見つかった(^^)
暮らしになにも困ることはなかった。
あれが欲しいこれが欲しいなどの物欲が強ければ物足りない街かもしれないけど
衣食住は十分賄えると思う
強いて挙げるなら娯楽はパチンコと映画館くらいかな?
ゴルフ場もプールもカラオケBOXもあるし、それらに当てはまらない人でも とりあえずパチンコ屋がある
釣りとかビーチコとか山菜採りとか野遊びとか、自然相手の余暇が趣味ならほんとに良い街だよね
料理とかガーデニングなんかもいいよね
大きなホームセンターもあるし、食材やスパイスも相澤さんとか美鈴さんでほぼ手に入るし
お酒もユアーズさんとか西條さんがあるし
ツルハさんやサツドラさんも
洋服も、しまむらさんや西條さんやプロノさんもあるしブティックもけっこうある
外食のお店もいっぱいあるけど駐車場事情はあんまりよくないかも…
さて!
今日 語ろうと思ってた本題に入るけど。
実は、稚内の未来をかなり憂いでる。
毎年1000人くらい人口が減ってる
その減り方が、自然減だけではなく若者の流出も大きい
2023年現在 3人に一人が60歳以上、しかも70歳以上がもっとも多いこの街
つまり、労働者人口がどんどん減ってる
労働者人口が減ると経済成長が出来ない
経営者自身が困ることになるよね・・・
経営者さんは、出来れば若い人が欲しいのが本音
ところが若い人が入っても、出る釘を打つどころか出る前に打ってしまう中間管理職者が多いようです。
時代が変わってきてるのに、人を育てるという余裕がないのか中間管理職者向けの教育が出来ていないのか新人が早々と辞めてしまう話をよく聞きます。
このまま若い労働力がどんどん出て行ってしまう職場ばかりだと、経営者自身が困るのにね
で!
労働者である我々は、経営者に仕事をもらって生活してるわけで
経営者は、従業員の生活を守るためにもしっかり経営していかなければならない
そこで!
経営者は労働力確保のためにも面白くない街作りをしてたら結局、若い労働力を失うことになるよね
今はいいとしても、未来はどうでしょう?
市長を始め市政に関わる人たちもどうするのでしょう?
このまま若い労働力が流出してしまう街作りでいいのでしょうか?
今現在、稚内を支えてるレジェンド経営者さんたちはどんな考えを持ってるのかな?
今だけ良ければいいのかな?
今の政治でいいのかな?
労働者はどんどん面白い街、生活が成り立つ街にいつでも簡単に流れていけます。
でも、この街に根ざした事業の経営者さんはどこにも流れて行けないですよね。
次の世代の人たちが生き生き働ける街にしないと、あっという間に限界集落になっちゃいますよね
端っこの街の大きな問題点がもうひとつあります。
それは、物流業界の限界が近づいてること
トラックの運転手さんが凄い勢いで減ってしまってる
ある日突然、物流パニックが来そうな気がしてます。
そんな訳で、若い人が残らない または出て行ったきり帰って来ないような街では 先が見えてるんですよね。残念ですけど
このままどんどん労働者がいなくなったら経営もなりたたないし、経営者自身どんなにお金を溜め込んでいても、街が機能しなくなっちゃうんですよね
人口が流出しない街作りをしないとほんと経営も厳しくなるよね(^_^;)
少し、話しが変わるけど
お年寄りを敬えない街作りでもダメだと思うよ
この街を築いてきた先人たちを敬えないようじゃあかんよね
でも、その諸先輩方がいつまでも時代錯誤で威張っててもあかんよね
老害って言葉を客観的に受け入れられるような心を持って欲しいですね
時代は代わる
お年寄りが元気な街は、とってもいい街です。
お年寄りが利己的な街は廃れていきます。
気づきって大事ですよね
次世代にとって大事なことをちゃんと考えてる経営者さんや政治家さんを応援したいな